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最近、一台のカメラ映像から、人の姿勢や動きを計測する技術の研究開発が盛んに行われている。下図はその一例を示す。確かに骨格は分かるが、それはあくまでも二次元データで奥行きは分からない。計測目的によってはそれで良いが、三次元的に見ようとすると、どうしても複数のカメラが必要になる。

 弊社は三台のデプスカメラを用いたマーカーレス三次元動作計測システム(商品名AnakinSystem)を開発・上市している。その技術を応用すれば、歩行のような回転を伴わない動作であれば、一台のデプスカメラで三次元動作計測が可能になることが分かったので、それをご紹介する。要は、一台のデプスカメラから得られた人の体表面点群データとコンピュータ内部に保有する標準人体モデルをマッチングさせることにより、各関節の三次元座標を求めることができる。

 

 実際に、歩行を計測した例を以下に示す。


 また、様々な関節角度等の変化を以下のようにグラフ表示をすることも可能である。


 今回ご紹介した技術の具体的な応用例に関しては。追って順次公開する予定です。



「使いやすい」から「使いたい」へ

 HALデザイン研究所では、人間工学の知見から「使いやすい」ものづくりを研究・提案してきたが、「使いやすい」と評価された商品が必ずしもよく売れる訳ではない。「使いやすい」と「使いたい」は異なり、「使いたい」というレベルにするためには、顧客の本質的なニーズを掴んだ上で可視化することが何より重要であるからだ。HALデザイン研究所では、「使いたい」というレベルを目指して、商品づくりを行っている。

 顧客が商品を「使いたい」と思わせる洞察を掴むには、顧客の行動から「未充足の強いニーズ」に着眼することがひとつの方法としてある。未充足の強いニーズとは、「本当はしたくないが、今、いやいややっていること」というニーズである。例えば、調理の場面における、行動/不快感情/生活ニーズ/未充足の強いニーズを独自の方法論で整理すると以下のようになる。例えば、食洗器を使う過程で当たり前のように行っている行動も改めて観察してみるとニーズはいくつもある。このように生活ニーズから一歩踏み込んで、未充足の強いニーズを見つけ、それらに対処することが新しい商品コンセプトの種となるのである。

例:調理の場面の行動と未充足の強いニーズの関係


ものごとの本質から新しいアイデアを産み出す

 断片的なシーンからの課題解決ではどうしても表面的な商品コンセプトになりがちです。顧客の未充足の強いニーズは、ものごとの本質を示したものであるからこそ、そこから起点となるアイデアは要点を押さえたアウトプットとなります。また、独自の方法論によりこれらをよく魅せるためのユーザ体験を磨き上げることによって、競合と十分に差別化ができるアウトプットをご提案可能です。御社の商品について、ご協力させて頂けませんか?

例:未充足の強いニーズからアイデアを産み出す



ご興味をお持ちの企業等の皆様、是非、お気軽にご連絡ください。

連絡先 (株)HALデザイン研究所 石本明生

メールアドレス ishimoto@hal-design.com

電話番号 029(850)6446

携帯電話 090-6026-5531

AnakinSystem」はHALデザイン研究所が自社開発した、マーカーレス3次元動作解析システムです。手間をかけずに人の姿勢や動作を計測することができます。2022年5月9日~2022年9月30日に2週間の無料お試し、特別値引きを行います。これを機会に試してみませんか?



キャンペーンについて

2022年5月9日~2022年9か月30日の期間の間,下記の対象器機(AnakinSystem WA-KV2, WAS-KV2)を2週間無料貸し出しを行います。※ただし,先着1社(機関)まで

また、キャンペーン期間は、提供価格を最大40%off致します。 詳しくはお問い合わせください.


AnakinSystemの特徴



従来の動作計測システムとの違い


おすすめの計測例


1.身体の姿勢と動きの違いや変化を計測します












2.商品の使いやすさ・使いにくさを計測します






お試し・ご購入の申し込み

 お試しもしくはご購入を検討されている方は以下のフォームに従って、ご記入ください。




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